織田信長「桶狭間の戦い」前夜に見せていた奇策 因縁の強敵・今川義元とどのように戦ったのか
信長が対峙したのは今川義元というバケモン大名
【桶狭間の戦い】パート2です。
では、前回のおさらい。
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しかし、そのうつけ、実はすごいやつ。
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なんと尾張国をほぼ統一しちゃいます。が……
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今川義元というスーパー大名が尾張に攻めてくるらしい……!!
終わりました。
いや、まだ始まってもいませんが、終わったも同然です。
今川義元=バケモン大名。
尾張国を統一するかしないかという、足元おぼつかない信長に対し、義元が支配する国は3つ。
駿河国(静岡県中部・東部)、
遠江国(静岡県西部)を持ち、
三河国(愛知県東部)も従わせてる大大名です。
そんな、〝海道一の弓取り〟(東海道で一番の大名)という異名を持つ義元自身が、大軍をひきつれて尾張国に攻め込んでくるというんですから、ヤバいなんてもんじゃありません。いや、ヤバいなんてもんです。
ドラマで言えば──設定は「部活」でも「町工場」でもなんでもいいんですが、
「あんなにバラバラだったチームがやっと1つにまとまった。しかし、喜びもつかの間、新たに巨大な敵が出現……!」
という、前半パートのクライマックスシーンみたいなもんが、このときの状況(個人の見解です)。
ただ、ここで1つ注意点。
今川義元は、〝新たな敵〟ではなく、パパ・信秀のころからの、
〝因縁の相手〟
なんですね。
だからね、すでにね、織田と今川って、ちょこちょこ戦ってんの。