「桶狭間の戦い」が今も歴史に深く刻まれる意味 「うつけ」が起こした戦国史上最大の大逆転
『おけはざまのたたかい』は多くの人が知る
『おけはざまのたたかい』って、聞いたことあります?
「いや、それくらい知ってるよ」
という反応が、ちょっとムッとしながら返ってくるのを覚悟で書いてみたんですが、人によっちゃ少し半ギレになるくらい有名な戦いですよね。
なんでそんなに有名かって、答えはカンタン。時代が流れても歴史の教科書にずーーっと居座ってる戦闘だから、かなりの人が知ってるんです『桶狭間の戦い』って。
でも、教科書にずっとのってるってことは、歴史的にかなり重要な何かがあった……ってことになります。
じゃあ、その〝何か〟は何? って話ですが、ギュッ! とすると、
《織田信長(って武将)が今川義元(って武将)を倒して、みんな驚いた》
って内容。ギュッとするとね。
これだけだと、なぜ重要かがまったくわからないと思うので、もう少し丁寧に、テキトーに概要を説明しますと……
《1560年。まだ駆けだしの織田信長が、ムッチャクチャ強い今川義元を、桶狭間(愛知県)ってとこで倒すというサプライズが起こっちゃいます。
鮮烈な全国デビューを果たした信長。
この戦いで、本人とまわりの運命は大きく変わっていったのでした》
という感じになります。