徳川家康は「日本人に嫌われる性格」の典型だ 「スゴい成功者」なのに…理由は4つあります

成功者でありながら人気がない家康
「あなたの好きな戦国武将は?」「あなたの尊敬する偉大な人物は?」
このようなアンケートでランキング上位によく来るのは「織田信長」「豊臣秀吉」「真田幸村(信繁)」「武田信玄」「伊達政宗」といったおなじみの名前です。その中に「戦国の覇者」である徳川家康の名はなかなか見当たりません。
150年にわたる戦乱の世に終止符を打ち、未曾有の平和な時代をもたらした「成功者」でありながら、なぜか家康はほかの戦国武将ほど人気がありません。むしろ「家康は嫌い」という人さえ多いように思います。
高視聴率をキープしているNHK大河ドラマ『真田丸』でも、家康は主人公真田幸村(信繁「真田幸村の回」)の敵役として扱われるなど、狡猾で抜け目のない「憎まれ役」として描かれることがほとんどです。
今回は、なぜ「成功者」であるはずの家康がこれほど嫌われるのか、現代人が「処世術に応用できる教訓」とあわせて、解説したいと思います。
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