大学入学共通テスト「英語」が問う思考力の正体 これまでの勉強法を変える必要はあるか?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、プレテストでは、文法の単独問題が消滅しましたが、これによって「文法は勉強しなくてOK」かというと、それは違います。

実際、今回のプレテストでも、「almost」の細かい用法がリーディングでもリスニングでも問われていたり、リスニングでは完了形・関係代名詞の省略・比較級・従属接続詞・使役動詞など、さまざまな文法事項が狙われたりしていました。これは、「文法は必ず押さえる必要がある」という共通テストのメッセージと言えるでしょう。

なかには、「長文をたくさん読み解いていれば自然と英語力が身に付く」と、文法の勉強を軽視する学生もいるようですが、文法は英語学習すべての土台です。必ずしっかりと身に付けましょう。

実際に出題された新傾向問題

プレテストで実際に出題された新傾向問題を1つ上げましょう。まずはひととおり読んでみてください。

ああ

<P.16~17 問題文を掲載>

次ページ問1の設問と選択肢を日本語に訳すと…
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事