東大生が厳選「英語が好き&得意になる」3冊 「読み方」次第で効果が劇的に変わる!

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
英語が好きになって成績も急上昇する「3冊の参考書」とは?(写真:すってぃ/PIXTA)
「勉強しているはずなのに、成績が上がらない」「どれだけ本を読んでも身につかない」
受験生に限らず、勉強熱心なビジネスパーソンでも、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
「かつての僕は、まさにそうでした」。2浪、偏差値35という崖っぷちから1年で奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏は、自らの経験を振り返って言います。「でも、ちょっとした工夫で、劇的に改善したんです」
教科書、参考書だけでなく、あらゆる本の読み方を根本から変えた結果たどり着いた、「知識を増やすだけでなく『地頭力』も高められる」「速く読めて、内容も忘れず、かつ応用できる」という読書法を、新刊『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』にまとめた西岡氏に、英語が好きになって成績も急上昇する「3冊の参考書」と、その効果的な「読み方」を紹介してもらいます。

みなさんは、英語は好きですか? 受験生時代、僕は英語がいちばんの苦手科目でした。やってもやっても成績が上がらず、いちばん時間をかけているはずなのに模試の偏差値が50を超えない……そんな時期がすごく長かったです。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』は発売12日で5万部のベストセラーとなっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そんな僕の英語嫌いに拍車をかけたのが、「英語の参考書」です。

とても分厚くて、どのページにもびっしり英語が書いてある。1ページ読むだけで眠くなってしまうんですよね。

でも、ある3冊の参考書に出会い、それを「特殊な読み方」で読んでみたところ、英語嫌いが直り、成績が急上昇しました。

今でも何度も読み返すほどにその参考書が好きになったのです。

今日は、僕が出会った3冊の参考書と、その読み方を紹介させてください。

英文読解に効く参考書と読み方

英文読解には『基礎英文問題精講』

「うわ、これ眠くなるわ!!」僕のはじめの印象はこれでした。

『基礎英文問題精講 3訂版』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

英文とその解釈方法が解説された、文字びっしりのオーソドックスな英語参考書、『基礎英文問題精講』シリーズ。みなさんも一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか。

正直に言います。僕はこの参考書で、はじめは挫折しました。

解説はとても詳しくてわかりやすいのですが、どうしても頭に入って来ませんでした。本自体も小さいので英文の文字サイズが小さく、ちょっと読みにくくてどうしても眠くなる。「やろう!」と思って途中で挫折、ということを何度も何度も繰り返していました。

でもある日、あることに気がつきました。

次ページ「ここ」から読んだら一気に面白く!
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事