「コロナ疲れ」を引き寄せないための7つの習慣 気持ちが不安定になっている人が増えている

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自粛生活が長引き、心身の不調を訴える方が増えています(写真:horiphoto/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

新型コロナウイルスの影響で、自粛生活が長引き、先の見えない状況の中、そろそろ限界を感じる方も多くなっていると思います。実際に、カウンセリングの現場でも、見えない不安と闘う恐怖やいつまで続くかわからない出口のない事態に加え、生活の大きな変化により、セルフコントロールがうまくいかずに、心身の不調を訴える方が増えています。不調が起こる主な要因を知るとともに予防策を講じていただけたらと思います。

雪だるま式に増えていく不安と孤立感

メディアやSNSなどの情報ツールの内容は、毎日、新型コロナウイルスに関する話題が占めています。感染者の拡大、医療現場の多大な負荷はもとより、不安になる要素が詰まった内容ばかりです。

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もちろん、経済不安、健康不安に多かれ少なかれ誰しも直面しています。そんな中、必要な情報を得ることも大切ですが、今や情報があふれすぎ、より一層、恐怖を駆り立てられている状態です。

東日本大震災の折、災害ダイヤルを通じて、相談業務についた経験があるのですが、津波や火災の映像が繰り返し流れていたことにより、直接の被害を受けなかった地域の方々も疑似被災し、心身の不調を訴えてくるケースが多くありました。

直接の被害を受けなかったにもかかわらずこのようなことが起きていたので、誰しもが少なからず被害を受けている状況下では、さらに影響は大きいと思われます。

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