「信用金庫と信用組合」意外と知らないその違い

今さら聞けない「銀行の種類」超基礎を解説

今回は「銀行」の種類と違いについて、基礎から解説します(写真:yamahide/PIXTA)
「○○信金」や「△△信用組合」と街で目にしたとき、そこでどんなことが行われているかがわかる人はどれくらいいるでしょう? 銀行は、私たちの生活に非常に身近ですが、その種類についてわかっていない人も案外多いのでは? 『すみません、金利ってなんですか?』の著者であり元国税局職員の小林義崇氏が、聞いたことはあるけれど意外と知らない、「信用金庫・信用組合」「信託銀行」「ゆうちょ銀行」「JAバンク」「ネットバンク」の基礎について、解説します。

信用金庫・信用組合ってなんですか?

まずは、信用金庫・信用組合から見ていきましょう。これは、街で見かけることはあっても、言葉からその特徴がイメージしづらいのではないでしょうか?

信用金庫と信用組合は、まずはざっくり銀行ではないけれどもそれとほぼ同じ業務を行う金融機関だと思ってください。銀行との違いは、地域の人々が会員や組合員となり、彼らから集めた出資金を元手にして「互いに助け合うこと」を目指した非営利の金融機関だという点。運営の方針となる法律があり、「どんな人が利用できるか」「どれくらいの額の取引ができるか」などが定められています。

全国各地にある信用金庫や信用組合はそれぞれ営業エリアが決まっています。地元の企業を支援するなど、「活性化を促す小型銀行」という特徴を強く持っていて、地域に根ざした商売をしている個人事業主や中小企業は、信用金庫や信用組合を利用することが多い傾向にあります。これは、大手の銀行と比べ、口座開設や融資、すなわちお金の貸し付けに応じてもらえる可能性が高いからと考えられます。

また、預かったお金も、基本的にはその営業地域内の発展に生かされることになるので、こうした理由から大手銀行ではなく信用金庫や信用組合を選ぶという考え方もあるでしょう。

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