オラクル、業界別取り組み強化、企業革新支援 「オラクルインダストリーコネクト」現地レポート(1)
スプリントの本社があるのは米中西部のカンザス州オーバーランドパーク。そこで、インキュベーションも行っているという。1軒家が5万ドルほどで買うことができ、インターネットも1Gなので速いという。
そこから新興企業が出てくるのが期待されるが、ヘッセ氏は、彼らの話を聞きまくっているという。「我々のやり方を通すだけなく、オープンに、いろいろなものを試している」という。携帯電話を見ていて事故を起こすことも多いクルマの「ながら運転」の発生回避にも取り組む。
クルマが移動中は携帯電話が作動しないようにできたり、「電話に出られません」というメッセージも出せる設定にして、安全な運転ができる仕組みもつくっている。
また、環境問題への取り組みにも積極的で、「ウォール街の評価も上がればいいが」と期待もにじませた。
会場となっているマリオット・コプリーホテルでは、1階から4階まで複数の部屋で業界ごとのセッションが同時進行で行われ、午後に覗いた小売りのセッションでは、参加者から熱心な質問が飛んでいた。
チャールズ川 を挟んだ向かい側は、ハーバード大学もあるケンブリッジ。また対面の川岸にはMITの校舎も並ぶ。有力校至近の場所で、イノベーションを刺激するイベントが進行していた。
現地レポート(2)は、28日(金)早朝の予定です。
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