今回は、第一子を育てているお母様の、甘えを受け止めることと躾けの境に関して戸惑っておられるケースに関して、考えてみたいと思います。
<ミセス・パンプキンからのコメント>
母親に甘えられるのは、子が愛情を受け入れている証し
お嬢様は私の経験からしますと、まったく正常ですよ。ママがいないときは聞き分けがよくお利口なのですね。3歳にしてちゃんと社会性を身につけておられます。
そしてママにはたっぷり甘えることができるお子様なのですね。虐待を受けている子たちは、まず大人の顔色を窺う癖が付いて、甘えることを許されず、甘え方を知りません。貴女はお嬢様に、愛情をたっぷりかけてお育てになっているのですね。けれど甘えさせることのさじ加減に、自信が持てないのですね。
私の友人に、子供たちを猫可愛がりして育てた人がいて、よく、子供をダメにすると忠告されていました。その人の返事が潔いのです。「自分の子を可愛がるのに誰にも遠慮しないし、誰にも文句を言わせない」。その友人の子供はダメになっていませんよ。
今のうちにたっぷり甘えさせて、子供の幸せそうな顔やしぐさから、親もたっぷりと幸せや喜びを味わうべきです。子供が甘えてくれる時期なんて、すぐに終わってしまいますからね。
ご自分を振り返ればわかることですが、思春期を迎えたころからの反抗期から始まって子供というのは、いろいろな形で親に心配をかける存在です。とても憎らしかったり心が通じなかったり、手を変え品を変え、これでもかこれでもかと問題が続くこともあります(良いお子さんを育てた方からは、笑われそうですが)。
昔の人はこのことを「子供から喜びをもらえるのは3歳まで」と言いました。3歳までというのは少し大げさですが、私の場合、この時期の可愛かった記憶があったからこそ、どうしようもなく憎らしい時も、子供の本来の姿を見失わずに対処できたことがあります。
「子供からもらう喜びは、心配事に比べればはるかに少ない」とも言います。いろいろな意味で、今のうちに育児をたっぷり楽しまれることをお勧めしますよ。
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