20代4人が語る「平成の恋愛」への強烈な違和感 マッチングアプリが日常化した世代のリアル

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■1990年代から増加傾向にあるもの

「外国人と結婚することに抵抗はない」
1994年 20.2% → 2018年 29.3%
 

一方、1990年代から増加傾向にあるものはほとんどありません。顕著なものは外国人との結婚についてくらいでした。国内外で外国人と接する機会が増えたり、身近な知人の国際結婚を見聞きする機会が増えたりしたことなどが、緩やかなスコアの上昇に寄与しているのではと考えられます。

変わらなかった項目はちぐはぐな印象

■1990年代からあまり変化がなかったもの(一部を紹介)

「女性に結婚適齢期はあると思う」
1992年 68.9% → 2018年 66.7%
「男女のつきあいで女性がリードするのもいいと思う」
1994年 42.4% → 2018年 48.2%
「デートの時の勘定は男が払うべきだと思う」
1994年 27.8% → 2018年 24.7%
「人前でキスすることに抵抗はない」
1998年 8.6% → 2018年 6.8%
 

1990年代からあまり変わらなかった項目は、なかなか特徴的でした。

平成初期と比べて女性の生き方の多様化や男女の平等化は着実に進んでいるように思われますが、それでも「女性に結婚適齢期はあると思う」や「男女のつきあいで女性がリードするのもいいと思う」など交際時の男女のふるまい意識には、それほど大きな変化がありません。それだけこの意識が強固ということとも考えられ、興味深い結果となっています。

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