週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #「生活定点」で振り返る平成

20代4人が語る「平成の恋愛」への強烈な違和感 マッチングアプリが日常化した世代のリアル

12分で読める
  • 三矢 正浩 博報堂生活総合研究所・上席研究員
2/7 PAGES
3/7 PAGES
4/7 PAGES

筆者:20年間で全体も下がっていますが、とくに若い層の落ち方が急激なデータですね。どこが気になりましたか?

Kさん

Kさん(女性/20代後半/化粧品メーカー/交際期間4カ月の彼氏あり):「いくつになっても恋愛していたい」ということについて、20代の下げ幅がすごいのが気になりました。こうしてみると、昔の若者より自分たちはまじめになっているのかもと思います。

Hさん(男性/20代後半/金融/交際期間約2年の彼女あり):今は「恋愛より生活」というか、好きな人と一緒に過ごすことよりも、まずはきちんと生活を送ることのほうに意識がいくというか。

Hさん

以前はきっと経済的余裕がすごくあったんだろうなって思います。

筆者:1998年の20代はちょうど今の40代。これまでずっと数値が20代>40代だったのが、2018年に初めて40代>20代になっている。つまり、今の20代より40代のほうが「いくつになっても恋愛していたい」と回答しているということになります。

Oさん

Oさん(男性/20代後半/サービス/交際期間4カ月の彼女あり):会社の40代くらいの上司を見ていると、「すげー元気だなあ」と。いくつになっても恋愛したいオーラが出ている感じがイメージできる(笑)。

Sさん(女性/20代後半/サービス/交際期間5年以上の彼氏あり):恋愛にエンタメっぽさを求める感覚が、昔と今とでは違うような気がします。

Sさん

今の若者は将来のこととか、先々を逆算して考えながら交際するかどうかを決めていたり、あまり浮ついた感じで恋愛していない人が多いんじゃないかと思います。

筆者:生活や恋愛に対して、現実的に向き合う意識が強くなっているんですね。

不倫についての危機感は大きく変化

気になるデータ②(4人中、3人が「気になる」とピックアップ)
「充実した人生のためには何度結婚してもかまわないと思う」
1998年 27.1% → 2018年 23.6%
 

筆者:次はこちら。全体で見るとあまり変化はありませんが、年代別では20代が年々低下しているのに対し、40~60代では少し増えています。

次ページが続きます:
【「失楽園」と「ゲス不倫」】

5/7 PAGES
6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象