経営はまったく"曲がり角"ではない
――2018年、ミダスキャピタルの資本参画を受けて、GENDA(旧ミダスエンターテイメント)を創業しました。
もともとミダスの吉村英毅代表とは長年の友人で、彼がミダスを立ち上げた直後からいろいろなことを話していた。私自身、イオングループでエンタメ事業に携わる中で、本気でエンタメ業界のM&Aに特化した会社をつくりたいという思いがあり、吉村氏と「一緒につくろうか」という話になった。
最初の資本金は私が100万円、ミダスが150万円。合計250万円からのスタートだった。
――そこからわずか5年後の23年に上場を果たしました。ミダスからの支援で最も大きかったものは?
リファラル(紹介)による幹部人材の採用だ。エンジニアを中心にしたテクノロジーチームの構築も、ミダスがいなければ、これほどの布陣にはならなかっただろう。現在、持ち株会社における人員の半分以上がテクノロジー人材だ。
例えば、会員アプリの内製化による顧客接点の強化、DXによる棚卸し作業の効率化、データ分析を用いた景品の発注予測など、多方面でテクノロジーが役立っている。これはゲームセンターに限った話ではなく、カラオケやほかのエンタメ分野でも同様だ。このテクノロジーの力があるからこそ、どんな会社をM&Aしても、必ずバリューアップできる仕組みが整った。

――一方でここ1年は株価が低迷し、
株主にはたいへん申し訳なく思っている。早期に、より納得感のある水準まで(戻せるよう)頑張りたい。ただ、経営はまったく曲がり角ではない。挑戦を続けた結果、当初の想定以上にうまくいっているという認識だ。



















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