〈ミダス創業者を直撃〉GENDA、バイセル、AViC…売却資金30億円元手に急成長 吉村代表パートナー「今後2年で合計時価総額1兆円は達成できる」
上場後も約3割の株式を保持
――ミダスキャピタルの投資スタイルは、どのようなものですか?
われわれはマジョリティー出資のみを行うPEファンドであり、外部からのLP(リミテッドパートナー:有限責任組合員)を募らず、自己資金のみを運用している点が特徴だ。ファンドの償還期限がないため、通常のPEファンドのように途中で転売することがない。
マジョリティーの株式を取得した企業を上場させ、新規株式公開(IPO)後も売り切らずに半永続的に株式を保有し続ける。IPO後は取得した株式の30%程度を影響力保持のために持ち続けることが基本的な考え方だ。
約70名いるLPの構成員は、ミダスのビジョンに共感した起業家やミダスの経営幹部たちからなる。個人の資金や自社株などのリソースを持ち寄って影響力を拡大させる形を取っている。
投資先の企業を「ミダス企業」と呼んでおり、企業群全体における時価総額の増大を目指している。現在の合計時価総額は約5000億円で、ファンドの持ち分は約2000億円。8年前の創業時はエアトリ株式の一部売却資金を元手に30億円でスタートしたが、外部のファンドレイズ(資金調達)なしで現在の規模まで成長させることができた。
――投資先のポートフォリオは?
投資先は現在17社あり、年間3~4社ペースで増加している。



















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