〈ミダス創業者を直撃〉GENDA、バイセル、AViC…売却資金30億円元手に急成長 吉村代表パートナー「今後2年で合計時価総額1兆円は達成できる」
最初の投資案件は、出張買い取りが主力のBuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)だ。17年に時価総額が50億円だったときに買収し、2年後の19年に初値ベース約240億円の時価総額でIPOした。通常の投資ファンドであれば、喜んで全株式を売却するタイミングだろうが、現在も5割弱の株式を保有している。
第2号案件が、アミューズメント施設を中心にエンターテインメント系の事業を総合展開するGENDA(ジェンダ)。M&Aを連続的に行い、18年の会社設立から5年強でIPOしている。
セガのゲームセンター子会社を皮切りに、映画配給会社のギャガ、「カラオケ BanBan」を展開するシン・コーポレーション、ドイツ酒類ブランド・クライナーの日本販売権を持つシトラムなど計60件を買収し、25年6月には北米のアミューズメント施設も買収した。当社の調べにおいて、日本のスタートアップとしては、過去最高水準のスピードで売上高1000億円を突破した会社となった。

投資先で上場している3社のうち3つ目が、デジタルマーケティングを手がけるAViC(エイビック)だ。18年に、社長の市原創吾氏が保有していた株式を、われわれが組成するオーナーファンドに現物出資で移管してもらい、ミダスが運営するファンドもAViCの株式の一部を取得した。創業から4年という短期間でIPOを果たし、IPO時点に比べ株価は2倍に上昇している。
24~25年は投資先にIPO企業が生まれていないが、26年以降は毎年新しい上場企業を輩出する見込みだ。投資先には中小企業のような規模の企業も含まれるが、ミダスが入ることで必ずIPOを目指せる。
有名企業の人材を投資先に続々紹介
――投資先にとって、ミダス企業群に入ることのメリットは何ですか?



















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