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ライフ #「生活定点」で振り返る平成

20代4人が語る「平成の恋愛」への強烈な違和感 マッチングアプリが日常化した世代のリアル

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  • 三矢 正浩 博報堂生活総合研究所・上席研究員
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Oさん:ぼくらの世代は、離婚や不倫でたたかれている著名人を散々見ているので、何度も結婚すればいいとは考えにくいかもしれないですね。

筆者:これまでも著名人のスキャンダルはあったけど、ここまでたたかれるようになったのはここ数年のことかもしれません。

Oさん:離婚や不倫はネットニュースなどですぐに話題になるのもあり、今の若い世代は離婚のリスクを意識させられることが増えている。でも上の世代では逆に、離婚も珍しいことではなくなってきたし、「再婚してまた頑張ればいい」と思う人が増えているのかなと思いました。

Hさん:私の勤め先でも、不倫がバレて離婚している上の世代の方たちが結構います。でも普通の出来事みたいな感覚があるんですかね。

筆者:そこまで開き直っているわけではないでしょうけど、若い世代と上の世代とで、ちょっと温度差がある感じはしますね。

「ゲス不倫」の影響は大きかった

気になるデータ③(4人中、2人が「気になる」とピックアップ)
「好きなら不倫な関係でもしょうがないと思う」
1994年 18.0% → 2018年 10.3%
 

筆者:不倫の話が出た流れで、こちらのデータについて。年代別で見ると以前は20代がいちばん高かったのが、今では最低になっているという、興味深い結果になっています。

Kさん:これ、私の肌感覚とはちょっと違います。ちまたで「ゲス不倫」などとたたかれているから、やっている人たちが正直に答えなくなっているのでは?と思ってしまいます。

筆者:確かに不倫に対する風向きは一昔前とはだいぶ違うかもしれません。90年代はダブル不倫を描いた小説『失楽園』が大ヒットして流行語にもなりました。肌感覚と違うというのはとくにはどんなことでしょう?

Kさん:私の周りだけかもしれませんが、不倫にハマッている目上の人が結構います。30代女性の知人は、不倫用のSNSアカウントを複数作って、不倫を成立させることに躍起になっていて……。裏では、一般人のほうがよほどゲスなことをしていると思います。

Oさん:今ほど不倫の誘惑が多くて、やりやすい時代もないと思いますよ。ツイッターを見ているとやたらマッチングアプリ(出会いアプリ)の広告が出てくるし。

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【上司の浮ついた話がぽろぽろと…】

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