仕事を増やす「6つのモンスター」を倒す方法

「効率化」より「前提破壊」するのが先だ

仕事の効率を上げるのではなく簡素化すべきことを見直してみよう(写真:kou / PIXTA)
「働き方改革」「生産性向上」と言いながら、そもそもやらなくていいこと、やるべきではないことをやっていませんか? 自分や組織の中での「当たり前」を見直すことが、結果、働き方改革につながります。
では、その「当たり前」に気づくには?『「残業だらけ職場」の劇的改善術』の著書もある清水久三子氏が語ります。

仕事は放っておくと「増殖」する

「仕事を減らしたいけど、どうしたらいいかわからない」--。私はさまざまな企業で講演や研修の機会をいただきますが、実に多くの方がこうおっしゃいます。

働き方改革が始まってから1年以上経ちますが、劇的に楽になったという成果を聞くことはまれです。なぜか――。それは多くの働き方改革が、仕事の効率を上げることで何とかしようとしているからです。

この連載の記事一覧はこちら

大前提として、仕事は放っておくと増えていくことを意識すべきです。企業は成長するため、売り上げや利益を上げるために、新たな価値を生み出したり、創意工夫の活動をします。さらにコンプライアンス対策、ガバナンス対策、セキュリティ対策……など、社会からの要請に応える仕事、管理の仕事も増える一方です。つまり「普通にしているだけで、仕事は増え続ける」のです。

そこを意識すると、仕事の処理スピードをあげる効率化では、焼け石に水であることがわかるようになります。まずやるべきは、意図的に「仕事の総量をコントロールする(減らす)こと」なのです。

次ページ現状にそぐわなくなってくることも
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • 内田衛の日々是投資
  • はじまりの食卓
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
銀行員の岐路<br>30万人の明日はどっちだ

超低金利、過剰な店舗、デジタル化対応にフィンテックの台頭。大きな課題に直面する銀行の苦悩は、岐路に立たされる銀行員たちの姿でもある。3メガバンクの人事改革、銀行員の転職事情、地銀決算ランキングなど、銀行員必読の特集。