まあ、こういう体験も含めて、旅行の醍醐味として楽しむくらいの心構えのほうがいいのかもしれませんけどね。
お湯が出ない!
ホテルで部屋に案内されてみたら、頼んでおいたのとは違う部屋だったり、何か備品や装置に問題があったり……こんな経験はありませんか。そのまま我慢! なんてことはしていませんよね? タロウさんは、フランスに行ったときにお湯が出なくて困ったそうです。さっそく、英文を考えてもらいました。
なんとか通じそうな、通じなさそうな感じです。こんなときは、
と言いましょう。ただ、ヨーロッパ旅行のときには、その部屋の問題ではないこともよくあります。宿全体のタンクに貯めた水をヒーターで温めて出しているところが多いので、タンクのお湯を使い切ると水が温まるまで、冷たい水しか出てこなくなることがよくあるんです。部屋に入ったら、まずお湯が出るかどうかをチェックして、夜シャワーは早めに浴びることをお勧めします。ほかの部屋がお湯をたくさん使ってしまうと、全室でお湯が出なくなってしまいますから。こうなると、部屋を変えてもらっても意味がありませんので、特に冬場の旅行では気をつけてください。筆者もイギリスで、何度も水シャワーを浴びました……。いちばん最悪なのは、浴びている途中で水になってしまうパターンですね。
何か備品が壊れていて動かないときには、
のように work を使うと便利です。トイレが流れない場合は、
と言います。トイレも実際に使う前に流れるかどうかチェックするのをお勧めします。使用後に流れないことが発覚するとかなり気まずい状況になりますので……。
タオルやせっけんなどのアメニティーがないときには
(部屋にタオルが1枚もないみたいなんですけど〔複数のもの〕)
There doesn’t seem to be any soap in the bathroom.
(バスルームにせっけんがないみたいなんですけど〔数えられないもの〕)
There doesn’t seem to be a hair dryer in our room.
(部屋にドライヤーがないみたいなんですけど〔ひとつのもの〕)
のように言うのが一般的です。タオルやスリッパなど、本来複数あるべきものがないときは there don’t seem to be any…s と don’t…any…s を使います。せっけんやシャンプーなど、数えられないもののときは there doesn’t seem to be any… のように doesn’t…any を使います。ドライヤーや歯ブラシなど、本来ひとつあるべきものがないときには there doesn’t seem to be a… と doesn’t…a を使いましょう。
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