後継社長が勘違いすれば、会社は確実に沈む

新社長が心得るべき5つのこと

後継者が心掛けなければならないこととは?(写真:izolabo / PIXTA)

前社長は、心の中であれやこれやと案じている

この連載の一覧はこちら

起業する。幸いにして、順調に成長する。そこから何年かして、経営者の頭をよぎってくることは、「事業継承をどうするか」ということでしょう。

すでに十数年、社長をしているとすれば、いつまでも続けているわけにはいかない。自分は会長になって、経営にタッチしない立場へと引退したい、ついては後継社長を決めなければいけない、と。

社長の座を引き継ぐ、ということは極めて重要な決断であり、後は野となれ山となれなどと考える人はいません。任せたあとも気になって仕方がない。「本当に大丈夫だろうか」と思うのが人情でしょう。さっぱりと引き継ぎを終えてしまえる人もいますが、そういう人は、極めてまれであり、また、ある意味すごい人だと思います。

普通であれば、自分の判断に間違いはなかったかどうかが気になる。それ以上に、新社長は、いろいろな困難に直面し、また、慣れない経営実務に戸惑っているのではないか、と気になる。指名委員会など委員会による指名も増えていますが、実質的には、前任者が後任を指名をするケースがほとんど。自分を指名してくれた前社長は、心の中であれやこれやと案じていることを、新社長は知っておくべきではないかと思います。

後継者が心掛けなければならないことは何でしょうか。ここでは、4項目挙げてみたいと思います。

次ページ前社長の心配を心得るべき
関連記事
トピックボードAD
  • なにわ社長の会社の磨き方
  • 日本人が知らない古典の読み方
  • インフレが日本を救う
  • 30歳とお金のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
大停電の北海道電力<br>情報開示を豪州に学べ

大地震をきっかけに、北海道全域で大規模停電が発生した。電力復旧は急ピッチだが、情報開示への消極姿勢は疑心暗鬼を招いた。2年前に大停電が起きた豪州の事例に学ぶ点が多い。