次に、ガチマッチにおける「飛び級」の導入だ。
前作同様、今回もガチマッチには3つのバトル方式が用意されている。そしてバトル方式それぞれに「ウデマエ」が設定されている。ウデマエとはプレイヤーのランクだ。勝ち続ければウデマエが上がる。そして近いウデマエ同士でマッチングされるようになっている。
最初はC-から始まり、勝敗によって
C- → C → C+ → B- → B → B+ → A- → A → A+ → S → S+
の間をランクが変動していく。前作ではガチマッチ全体で1つのウデマエであったが、今回はバトル方式ごとにそれぞれ別にウデマエが存在する。
ただ、このままだと最初のC-に熟練者も初心者も同時にマッチングされてしまう。またバトルごとのウデマエ査定になったことからウデマエが上がりにくく、熟練プレイヤーでも長くC帯やB帯という、レベルの低い場所に留まることが予想された。そのため、強い熟練プレイヤーを早くA帯やS帯に送り込み、強い同士、弱い同士で戦うというウデマエの機能を潤滑に発揮させるために、「飛び級」の仕組みが用意されている。
「フレンド」と勝ちまくろう
次に新しいモードであるリーグマッチの追加だ。
リーグマッチは、オンライン通信によって友だちとなった「フレンド」同士が組んで2人、または4人のチームを作り、2時間のプレータイムに勝ちまくってリーグパワーを溜めてその時間帯の勝利チームを決めるモードだ。
フレンド同士でチームを組むことが前提であることから、自ずとスプラトゥーン甲子園を始めとするリアルイベントでの優勝を目指すような熟練したプレーヤーが集まりやすいモードとなる。またマッチングもリーグパワーが近い同士で組まれるから、スプラトゥーン特有の偶然性よりも、綿密な役割分担と作戦。そしてプレイスキルの差が勝利につながってくるモードである。
このリーグマッチにガチ勢を集めることで、野良、すなわちフレンドではない人同士が集まる、通常のナワバリバトルやガチマッチには、比較的、気楽にプレーしているような層が集まりやすくなり、初心者でも戦いの役に立つ余地が産まれると言うわけだ。
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