インターン選考「惜しくも落ちる学生」3特徴 「わずかな違い」が結果を大きく左右する
こうした取り組みは、その気になれば誰にでもできます。ちなみに私は、これまでに数百人の新しいエピソードづくりを支援してきましたが、皆さん「自分に自信をもてるようになった」と言っています。実際、就活のさまざまな場面で役に立ったようです。
こうした取り組みに、「就活のネタづくりのためにやっているだけ」という批判があることは重々承知しています。ですが、私の答えは「就活のネタづくりで、何が悪いのか」です。
いい加減な活動で大して成果も上がらなければ、「ネタ」にすらなりません。「就活のネタづくり」には努力と成果が求められます。その結果、周囲によい影響をもたらし、自らも成長できるのですから、誰に恥じる必要もありません。ぜひ、堂々と活動していただきたいと思います。
話す力は「習うより、慣れろ」
●対策3:表現力が乏しいことに対する対策
3つ目、対面での表現力を高めるためには、何と言っても「対面で会話する機会」を意識的につくりだすことです。「習うより慣れよ」です。そのため、まずは普段の生活の中で、できれば社会人と1対1で話す機会を自ら作り出すようにしてください。
もうひとつ、私がおすすめしているのが「自分の普段の話し声を録音してみること」です。自分では普通に話しているつもりでも、声が小さく、なんとなく弱々しいという人は少なくありません。いまはスマートフォンで簡単に録音できるようになりましたので、ぜひ自分の耳で確認するといいでしょう。
そのうえでもっと「印象」をよくしたい方は、「腹式呼吸でお腹から声を出すトレーニング」を継続してみてください。私がコーチしている学生さんたちも、2カ月も継続するとグループディスカッションや集団面接の練習の場で、周りの友人から「変わったね」「元気になったね」と言われるようになりました。
表現力は、「印象」を含めて個性ではなく「スキル」です。そのため、継続的に努力することにより「印象」ですら格段によくすることができます。このことを、ぜひ肝に銘じておいてください。
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