今年の就活は「インターンシップ」から始まる

参加前に大学3年生が知っておくべきこと

昨年の「マイナビ インターンシップEXPO」の様子。インターンシップの開催案内が6月から一斉に始まった (撮影:今井康一)

6月1日。面接解禁で大学4年生向け就職活動のデッドヒート感が頂点に達するはずのこの日、就職ナビをにぎわせたのは、「インターンシップ」だった。

「就業体験」を意味するインターンシップは、今なら大学3年生を中心とした2019年卒の学生が、おそらく初めて企業と本格的に接触する就活イベントなのである。

インターンシップが実質的な就活のスタート

「リクナビ」「マイナビ」をはじめ、各社の就活ナビのトップページには、2019年卒生に向けたインターンシップの情報画面が登場した。2018年卒のページにはまだまだ本採用の募集情報が出ているが、夏のインターンシップに向けてすでに動き出している。

いまや実質的な就活スタートはインターンシップだ。小社でも、今年から『就職四季報』シリーズとして、「企業研究・インターンシップ版」を刊行した。就活生をこの時期から通年でサポートする体制を強化したところである。同書は主要880社のインターンシップの中身を一望できることを特長としている。

就職ナビにインターンシップ情報を掲載する企業は、前年比で約6割増えているという。インターンシップ情報があふれる中、自分がどのような就業体験をしたいのか、どんな会社で就業体験をしたいのか、明瞭なイメージを描いている人がどれほどいるだろうか。

「とりあえず応募する」と考えるのもあり。ただし、本来的な意味からも、インターンシップは自らの仕事経験値を大きく向上させるいい機会だ。特に、時間のある夏のインターンシップを自らの就業力アップに結びつけるという意識を持つだけでも、とりあえず憧れの企業にエントリーするだけの多くの就活生に対し、大きな差をつけることができる。

次ページインターンシップから採用戦略が読み取れる
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 意外と知らない「暮らしの水」ウソ?ホント?
  • 財新
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT