インターン選考「惜しくも落ちる学生」3特徴

「わずかな違い」が結果を大きく左右する

ここで大切なのは、落ちた企業の情報も聞き出すことです。人は一般的に成功したことを話そうとするものですが、失敗したことやよくなかったことにこそ、教訓があります。企業が求める人物像を知るためには、先輩が受かった企業以上に落ちた企業のことを聞くことが大切です。

有名な元野球監督である野村克也氏は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とおっしゃっています。なぜあの先輩はある会社では内定したのに、ある会社では落ちたのか。それを聞いて、自分なりに「企業が求める人物像」を想定することが、合格へのいちばんの手掛かりです。

併せて、先輩にせっかく時間を取っていただくのですから、自分の「スペック」や「タイプ」に関して質問することで、自分をより深く知ることができます。

心理学の世界で有名な「ジョハリの窓」のエッセンスの一つに、「自分が思っている自分と、他人が思っている自分には違いがある」という考え方があります。あらたまって先輩に自分のことを聞くことは恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出して聞いてみてください。

語るほどのエピソードがない…

●対策2:エピソードを持たないことに対する対策

語るほどのエピソードがないという場合、どうすればいいでしょうか。私は、「エピソードを創るための活動を始める」ことを推奨しています。

①現在所属している組織やチームで、新たに自分が中心となり、新しい取り組みを開始する
②新たに組織やチームに入り、その中で新しい取り組みを行う
③自分が友人や後輩に声をかけて組織やチームを創り出し、新しい取り組みを行う

 

新しい活動を始めるには上記3つのアプローチが可能ですが、特におすすめなのが①の活動です。

所属組織の中で、中心メンバーとして活動していなかった人も少なくないと思われます。しかし、どんな組織にも課題があるものです。「その課題の解決」というテーマに絞れば、組織内で自分がリーダーシップを発揮するチャンスはいくらでもあります

実際、今年難関企業に内定したある学生は、サークルの「新入生教育」という課題を解決しました。

そのサークルでは、5月に入部する新入生に対する教育はシステマチックになされていたものの、10月以降に入部するメンバーに対する教育や支援はおざなりでした。そこで彼女は、同期のメンバーを巻き込み、中途入部者に対する教育システムを立案、実行しました。

結果として中途入部者の満足度が高まったと同時に、サークルの実績も上がりました。このエピソードを語ることで、無事に難関企業から内定を得ることができたのです。

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