面接選考の手法として最もポピュラーなのは「個人面接」である。これはほぼすべての企業で取り入れられている。学生を1人ずつ呼び、じっくり話を聞く。基本的には共通の質問項目が用意されているが、面接での学生の回答内容や、提出済みのエントリーシートの記載内容などによって、質問内容は異なることが多い。
大手企業の約4割が実施している現実
次いで多いのが「グループ面接(集団面接)」だ。
一列に並んだ複数の学生に同じ質問を投げかけ、回答内容や表情・態度などを比較しながら選考するタイプである。短時間で多くの学生の選考ができるため、初期段階で学生を振るい落とすために活用されることが多い。HR総研調べでは、企業における導入率は、中小企業(従業員規模300名以下)で37%、大手企業(同1001名以上)で45%にのぼる。企業規模による差はそれほどない。
しかし、今回のテーマである「グループディスカッション(GD)」は、状況が大きく異なる。
GDを選考方法に取り入れている企業の割合は、中小企業ではわずか9%なのに対して、中堅企業では20%、大手企業では38%と、企業規模が大きくなるほど高くなる。GDは、通常5~6人を1グループとし、複数のグループを同時進行で行うことが多い。つまり、面接する学生が多い企業でないと、実施しづらい。もちろん、1グループごとに実施することも可能ではあるが、それだとグループごとの比較ができない。
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