「スプラトゥーン2」試射会でわかった面白さ ブキや操作系、ゲーム性はどう変わったのか

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実は試射会を体験するにあたって心配だったのは、当日に無事接続できるかどうかだった。

もちろん、注目ソフトの体験会ということで混雑が予想され、接続できずに試射会に全く参加できない最悪のオチも予想された。実際この試射会の記事執筆を依頼されたとき、担当編集者さんに「接続できなかったら、接続できなくなった顛末を面白おかしく書きます」と伝えていたぐらいである。

あと、もう1つ、みんなの通信環境自体が大丈夫かという不安も大きかった。

Switchは無線LANが標準装備されているし、試射会のソフトをダウンロードできているということは、インターネット環境も整っているということではあるが、オンラインゲームは、アクション性の高いものであればあるほど、通信の遅延が問題になってくる。

そうした遅延を防ぐために、対戦型のオンラインゲームをプレーしている人にとって有線LANでの接続は必須とも言えるのだが、今回の試射会はSwitchが発売してから短い期間ということもあり、注目度も高く、無料で誰でも参加できることから普段オンラインゲームをプレーしない人の多数の参加が予想された。

また普段からオンラインゲームをプレーする人でも、まだSwitchではオンライン対戦ができるゲームが少ないことから、有線LAN環境になっていない人も多いことも考えられた。かくいう僕も、3月25日の最初の2回は無線LANで参加して、その後、慌てて無線LANアダプタを購入したくらいである。

遅延が多く発生するとどうなるかと言えば、インクを相手に当てているのに相手が無敵のようになってしまうとか、当たってないはずなのに突然自分がやられるなど、ストレスフルなゲームになってしまう。実際、初代のスプラトゥーンでも、ローラーに叩き潰されて「しまった!」と思ったら、何事もなく不思議に思っていると数秒後にやられてしまうというような事がまれにあった。

こうした遅延による不可解な判定は、ゲームの興を削ぐものであり、たとえ8人プレーの7人の環境が整っていても、1人の遅延が酷いだけで、ゲームが成立しなくなってしまうようなことも考えられる。

そして実際に試射会が始まってみると、その心配は85%くらい杞憂であった。特にトラブル無く接続できたし、ゲームもすぐにスタートした。

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