「スプラトゥーン2」試射会でわかった面白さ ブキや操作系、ゲーム性はどう変わったのか

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それでも、片方の人数が少ないようなマッチングも初代と同じくらいにはあったし、何度か「遅延が原因かな?」という撃たれ負けもあった。そのうち1回は確実に「シューターでこれだけ撃ったら、相手がやられるよね?なんでやられないの?」という状況であった。

試射会の混雑ならではのトラブルは見られなかった

ただし、こうした遅延による問題は、現在もプレーされ続けている初代スプラトゥーンでも、たまに発生することでもあり、試射会の混雑ならではのトラブルというものは、少なくとも僕のプレーにおいては見られなかったといっていいだろう。

では最後に試射会の率直な感想を。

ハッキリ言って、非常に楽しかった。スプラトゥーンの魅力は、プレースキルに依らないワチャワチャ感である。ある意味、場が混乱すればするほど面白いのがスプラトゥーンである。そうした意味では試射会は、誰でも参加できることから、ガチな人はもちろん、ブキの使い方を試す人たちや、前作をプレーしていないはじめての人までが入り混じって、非常に混乱していて面白かった。印象としては初代のフェスのようで、1時間があっという間に過ぎてしまった。

ゲーム自体は新しいマップであるとはいえ、プレー内容は初代と変わらないし、プレー感も細かな部分を除けば初代と大きく変わらなかった。あまり新鮮味がないとも言えるが、2ならではの特色は今後の新しいブキやルールなどで出てくるのだろう。

今回のスペシャルだけ見ても、単純に強いということではなく、相手を動かして、場の展開を大きく変える可能性のあるスペシャルが多かった。初代ではマップによっては高台に強力なチャージャーが陣取ってしまい、攻めあぐねるということもあったが、スペシャルの変更で、それも大きく変わるだろう。

スプラトゥーン2の発売が、更に楽しみになった。

赤木 智弘 フリーライター

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あかぎ ともひろ / Tomohiro Akagi

1975年栃木県生まれ。2007年にフリーターとして働きながら『論座』に「『丸山眞男』をひっぱたきたい――31歳、フリーター。希望は、戦争。」を執筆し、話題を呼ぶ。以後、貧困問題などをテーマに執筆。主な著書に『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』などがある。

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