｢スプラトゥーン2｣試射会でわかった面白さ ブキや操作系､ゲーム性はどう変わったのか

「スーパーチャクチ」はその場でジャンプして、自分の周囲に一撃必殺の量のインクをばら撒く技。スーパージャンプと組み合わせることで、味方の援護にも使える。数人が向かってきた時にとっさに出せると、発動までのスキも少なく強いスペシャル。ローラー使いの相手を追い詰めているときに、これで何度も返り討ちにあった。決まるとすごくかっこいい。

「ハイパープレッサー」は、大量のインクを直線状に放出する。初代のスーパーショットは、壁に隠れていればやり過ごせたが、ハイパープレッサーは壁を貫通してしまうので、隠れても当たってしまう。試射会ではあまり当てられることはなかったが、持続時間がそれなりにあり、インクの太い束が見るものを怖がらせるスペシャルだ。

そして「ジェットパック」は、インクのジェットで空中に浮かび、一撃必殺のインクを打つ技。空からの射撃は相手を混乱させられる。ただし、ショットできる弾は単発なので相手に当てるのはなかなか難しい。どちらかといえば、味方の近くに移動して、上と下から相手を攻撃すると戦いやすい。あと、足下に出ているジェットもインクなので、床も塗れるし攻撃判定もある。画面に「ジェットパックのジェットでやられた」という表示が出た時は、ちょっと困惑した。ええ、僕はやられた側ですよ。

ジェットパックは使い終わった後に、スペシャルを使った元の場所に戻るのだが、その場所にはマークが表示されてしまう。スーパージャンプの着地点のように、マークを見つけたらそこを狙い撃ちすることもできるが、スーパージャンプほど早く相手が戻って来てくれるとも限らないので、着地を待ったほうがいいのか、無視してしまってもいいのかは、考慮する必要がある。

Joy-Conのジャイロ操作は少々不安定か

操作系はどうか。

まずはコントローラーだ。前作はWiiUPadでのプレーであったが、今回はJoy-Con、もしくはProコントローラーでプレーすることになる。僕はProコントローラーを持っていないので、Joy-Conでプレーした。

Joy-Conはボタンが全体的に小さいため、特にR1とR2の押し分けは大丈夫かな？と思ったが、特に問題はなかった。少々窮屈だが初代のように人差し指でR1、中指でR2でも行けるし、人差し指1本をあまり動かさずに打ち分けることもできた。

少し戸惑ったのはジャイロ操作だ。スプラトゥーンでは初代でも2でも、コントローラーを傾けることでエイム（照準）を調整することができるが、これがWiiUとかなり異なる印象であった。やはり大きくてある程度の重さがあるWiiUパッドでのジャイロ操作が安定している分、軽くて小さいJoy-Conでのジャイロ操作は少々不安定に感じた。