「いい人」では成功できないこれだけの理由 最強なのは「恥ずかしさ」を感じない人

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これは仕事でも当てはまります。価値があるかないかを決めるのは自分ではなく他人という意識があるため、自分の意見やアイデアよりも、他人の評価を優先させてしまいがちです。

そのため、「そんなの無理」「面白くない」「そんなの意味あるの?」「売れるの?」「誰が買うの?」「失敗したらどうするの?」などと周囲から否定・反対されたらすぐにあきらめます。

周囲に同調することを優先してしまうと、周囲と摩擦を起こしてまでも自分の信念を貫くことができません。

たとえば会社の会議などで、話がまとまりかけた場面でも異論を述べる人、「そんな企画アリ?」と周囲が驚くような提案をする人はどういう人か。社内でも「あの人個性強いよね」という評価を受けている人物ではないでしょうか。

「いい人」と思われている人の発言とは

一方で、「あの人、いい人だよね~」と思われている人から、「絶対にこれをやり遂げたいんです!」などという発言がどんどん出ているでしょうか。

人から「こう思われてはいけない」という縛り、「こう思われるんじゃないだろうか」という不安から、周囲が驚くような大胆な決断や、非常識と思える行動を取ることができません。それではどんなにすばらしいアイデアや意思決定も、新しいことや変化を嫌う人、リスクを恐れる人たちの反対意見に押し切られてしまいます。

しかし、そんないい人をやめると、周囲との軋轢を恐れず、周囲に迷惑をかけてもひるまず、大胆な決断をし、自分の信念を貫くことが可能です。

たとえばコンビニの王者セブン-イレブンも、鈴木敏文前セブン&アイ会長が、周りの反対を押し切って始めたビジネスです。ソフトバンクの創業者である孫正義氏も、周りがびっくりするような事業や買収を仕掛けているのはご存じのとおりです。

また、アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏も、わがままばかり言って社内を振り回したというのも有名な話です。

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