「頭のいい人」が成功できない5つの根本原因

組織で勝利するのは、「人を動かせる」人間だ

頭は良いのに成果を上げられない…その原因とは(写真 :cba / PIXTA)
私はコンサルティング会社に在籍した12年以上にわたる期間、大企業・中小企業をあわせて1000社以上を訪問し、そこで働く8000人以上の人々を見てきた。
マスメディアや本、ネットには「偉大な成功者たち」のエピソードが数多く並んでいるが、長く働くうち、「偉大な成功者たち」に関するエピソードよりも、身のまわりにいる、普通の人々に学ぶことのほうがはるかに多いことがわかった。だから、私の紹介する話は普通の方々が悩んで出した結論や、必ずしも成功とは言えない体験談、現場での素直な感想などである。
一度に大きな変化を起こすことは誰にもできない。何かを成し遂げようとするならば、それなりの準備や時間をかけて物事に取り組む必要がある。この連載の目的は、そのような方々の一助となることである。

「頭の良い凡人」の特徴は、これ!

世の中には、「頭のよい凡人」が数多くいる。私の経験では、大企業、役所や研究所、会計士などの士業の方々にも多数存在していたように思う。
「頭の良い凡人」とは、次のような人々だ。

・学歴は概ね良い。有名校を出ている人も多数
・話をすると鋭さや、頭の良さを感じる
・会社ではそれなりに出世するが、部門長やトップにはなれない
・世に聞こえるような突出した成果をあげているわけではない

頭の良さと、成功は別物だ、という人がいるが、まさにその通りだと思う。

彼らは、頭の良さは、人の能力のひとつにすぎないので、それだけでは成功できない。

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