「いい人」では成功できないこれだけの理由 最強なのは「恥ずかしさ」を感じない人
最近では、自動車産業や航空宇宙産業に大きなイノベーションを起こした、テスラモーターズとスペースX社のCEO、イーロン・マスク氏が挙げられます。
彼は周囲からの「そんなのは無謀だ」という批判にもひるまず、ロケットの打ち上げに成功しました。また、猛烈な努力を社員に強い、水準に満たない人材は容赦なく切り捨てるそうで、これが日本なら炎上ものでしょう(彼の自伝『イーロン・マスク』にはもっと強い表現で書かれていました)。
社会からたたかれることを恐れず、部下に嫌われることを恐れず、邁進する彼の下には、アップルなどから優秀な人材が入社しているそうです。
だからもし、あなたがイノベーティブな人材になりたいと考えるのなら、「あいつ変わってる」と周囲から評価されるぐらいの人物になる必要があります。しかしこれは、なかなか勇気がいることかもしれません。
最強なのは「恥ずかしさ」を感じない人
では、そんな「変人」などという世間からの評価を気にせず受け入れ、自由で自分らしく生きられる人とは、どのような人種なのか。それは、普通の人が「恥ずかしい」と感じることを、まったくそうとは感じない人です。
たとえば何日も続けて同じ服を着ていても平気。頭がボサボサでも平気。パジャマでウロウロしても平気。スッピンでも平気。自分の発言がその場を凍りつかせても平気。「バカじゃないの?」と言われても平気。自分のアイデアが否定されても平気。プレゼンがうまくいかなくて場がシラけても平気。
もちろんそれはなかなか難しいことではありますが、自分が発する言葉や行為の多くに対して、恥ずかしいと感じなければ、「他人からこう思われたらどうしよう」というおそれとも無縁です。
いきなりは難しくても、自分が感じる「恥ずかしい」のレベルが上がってくれば、それだけ周りの目を気にすることなく、自由に振る舞えます。それは周囲の視線からの解放を意味し、自由に発想できる素地となり、イノベーションを起こす基礎となります。
つまり、恥ずかしさに対してもっと鈍感になること、感じにくくすることです。
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