「いい人」では成功できないこれだけの理由 最強なのは「恥ずかしさ」を感じない人

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
いい人が出世できないのはどうしてでしょうか(写真 :xiangtao / PIXTA)

私が独立起業して約12年。起業家や会社経営者をはじめ、数多くのビジネスパーソンに出会ってきましたが、成功(会社員であれば昇進やヘッドハントされる)していく人とそうでない人との間には、大きな違いがあることに気がつきます。そのひとつが「他人の目を過剰に気にして合わせるいい人か、そうでないか」です。

筆者が知る成功者のほとんどは、唯我独尊タイプです。他人からどう思われようと、周囲が何を言おうと気にせず自分の信念や主義主張を貫こうとします。そのため熱烈なファンもいれば、同時に強烈なアンチから批判を受けます。しかし彼らはまったく臆することも、動じることもなく、つねに新しいことにチャレンジしています。

私自身はまだまだ成功と呼べるようなレベルではありませんが、今は毎日が自由で、朝はワクワクしながら目覚め、夜は充実した気分で眠りにつくことができています。

その理由のひとつはやはり、他人からどう思われるかを気にしないようになったからだと思っています。やりたいと思ったら周囲の人間関係に遠慮なく、何でも言えるし何でもできます。

逆に、他人の目を過剰に気にしてしまういい人は、どうしても本音が言いにくくなります。周りに合わせて控えようとしてしまうのです。

いい人はイノベーションを起こせない

スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスク、孫正義、鈴木敏文――。革新的な製品やサービスを世に送り出してきた人間は、並の人ではありません。たいてい変人という伝説がセットでついています。

反面、「いい人」にイノベーションは起こせません。彼らは常識人だからです。いい人は、他人からどう思われるかを過剰に気にする傾向があります。それはつまり、自分の価値基準より、他人の価値基準をより重視しているということです。

次ページ仕事でも当てはまる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事