家に「寝に帰るだけ」の人は成功できない! 数千人の成功者の家を見てきた建築士が語る

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家には寝に帰るだけだからと、住環境をおろそかにしていませんか?(写真:vicnt / PIXTA)
仕事を始めて10年ほど経つと、そろそろ「中堅」と呼ばれるようになります。がむしゃらに働いてきて、ふとまわりを見ると、同じように経験を積んできたはずなのに、できる人、できない人の差が大きく出ている――。
「このままでいいのだろうか」と不安になり、ビジネス書を読んだり、セミナーに通ったりするけれど、目に見えた効果を感じられない。
「そんな人は、環境のワナにはまっている可能性があります」と、『なぜ一流のひとは自分の部屋にこだわるのか?』(KADOKAWA刊)の著者、八納啓創氏は言います。
これまで4000人を超す成功者の部屋を見てきた八納氏に、環境のワナから抜け出すポイントについて聞きます。

家は「寝に帰るだけ」の場所?

仕事を持つ多くの人は、少なくとも1日8時間以上は職場で過ごします。そこで、「家で過ごす時間など、週末以外ほとんどない」と考えがちです。

しかし、2015年の有職者の平均在宅時間は13時間13分(NHK「国民生活時間調査」より)。そして実は、この時間は、30年前からほとんど変化がないのです。

「家にはほとんどいない」と考えている、働き盛りのビジネスマンも、実は、思った以上に長い時間を家で過ごしています。それなのに、住まいは「どうせ帰って寝るだけのもの」と考え、家でどう過ごすかはあまり気にしていなかったりします。

それが、「最近、どうも伸び悩んでいる」「頑張っているのに、なかなか成果がでない」という、人生の行き詰まりにつながっている可能性もあると、私は考えました。

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