家に「寝に帰るだけ」の人は成功できない! 数千人の成功者の家を見てきた建築士が語る
少なくとも週に1回、できれば毎日、10分でもいいので、ひとりになって思案する場所と時間を見つけましょう。メールや携帯電話などから自分を切り離し、ゆっくりと考える時間をつくることで、新しい発想やアイデアも生まれるのです。
3.人に自慢できる場所を持つ
最後に、成功者は、自分の家に必ず自慢の場所やものを持ち、家に招くと、必ず「ちょっと、これ見てよ!」と、そうした場所に案内します。
成功者にもいろいろな性格の人がいますが、普段、どれだけ謙虚な人でも、家に関しては「自慢の場所やもの」があるのですから、面白いものです。
ある人の家では、書斎に案内され、「この部屋にいると、仕事がはかどるんだよ、いいでしょ、この机」と、オーダーメードのデスクや本棚を見せてもらいました。別の人の家に招かれたときは、暖炉にこだわりがあり、普段は料理をしない旦那さんが、ホームパーティーをするときは、暖炉を使ってピザを焼き、シチューを作るのだそうです。
ほかにも、窓から見える景色が自慢で「ここに座って見ると、最高だよ」と、案内してくれた人やシャンデリアが飾られた、豪華なトイレの家もありました。
さらに海外では、自慢のライブラリーを持ち、さまざまな蔵書を見せてもらうことも多くあります。
また、成功者は、自慢の場所以外でも、身の回りに置くものは、ほんとうに気に入ったものを厳選しています。「安かったから」「どうせすぐ壊れるから」と妥協して、好きでもないものを買うことはありません。なにかほしいものがあっても、「これがいい!」と思えるものに出会うまでは、安易に買い物はしません。
気に入ったものだけに囲まれた、居心地のいい空間で英気を養い、人生がうまくいくからこそ、また家が好きになるのです。
これが私がこれまで見てきた成功者たちの秘密です。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら