家に「寝に帰るだけ」の人は成功できない! 数千人の成功者の家を見てきた建築士が語る

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少なくとも週に1回、できれば毎日、10分でもいいので、ひとりになって思案する場所と時間を見つけましょう。メールや携帯電話などから自分を切り離し、ゆっくりと考える時間をつくることで、新しい発想やアイデアも生まれるのです。

3.人に自慢できる場所を持つ

最後に、成功者は、自分の家に必ず自慢の場所やものを持ち、家に招くと、必ず「ちょっと、これ見てよ!」と、そうした場所に案内します。

成功者にもいろいろな性格の人がいますが、普段、どれだけ謙虚な人でも、家に関しては「自慢の場所やもの」があるのですから、面白いものです。

ある人の家では、書斎に案内され、「この部屋にいると、仕事がはかどるんだよ、いいでしょ、この机」と、オーダーメードのデスクや本棚を見せてもらいました。別の人の家に招かれたときは、暖炉にこだわりがあり、普段は料理をしない旦那さんが、ホームパーティーをするときは、暖炉を使ってピザを焼き、シチューを作るのだそうです。

ほかにも、窓から見える景色が自慢で「ここに座って見ると、最高だよ」と、案内してくれた人やシャンデリアが飾られた、豪華なトイレの家もありました。

さらに海外では、自慢のライブラリーを持ち、さまざまな蔵書を見せてもらうことも多くあります。

また、成功者は、自慢の場所以外でも、身の回りに置くものは、ほんとうに気に入ったものを厳選しています。「安かったから」「どうせすぐ壊れるから」と妥協して、好きでもないものを買うことはありません。なにかほしいものがあっても、「これがいい!」と思えるものに出会うまでは、安易に買い物はしません。

気に入ったものだけに囲まれた、居心地のいい空間で英気を養い、人生がうまくいくからこそ、また家が好きになるのです。

これが私がこれまで見てきた成功者たちの秘密です。

 

このほか、仕事のパフォーマンスを上げるための部屋活用法について、ご質問をいただくことが多く、1月30日にセミナーを実施することとなりました。定員に達すれば実施されますので、もしご興味がある方は、申し込んでみてください。

 

八納 啓創 川本建築設計事務所代表取締役、一級建築士

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やのう けいぞう

社団法人日本建築家協会会員。年商数百億円の経営者や独立開業で成功している医師、保険業界で西日本ナンバーワンの実績を上げている経営者、ベストセラー作家といった成功者4000人の自宅、オフィス設計を通じて、「一流の人が持っている住まい観」を「普遍的に活用できる知恵」へと体系化。設計・講演・執筆活動を通じて、全国に「住む人が幸せになる家づくり」を展開中。著書に『わが子を天才に育てる家』(PHP 研究所)、『住む人が幸せになる家のつくり方』(サンマーク出版)、『「住んでいる部屋」で運命は決まる!』(三笠書房)があり、台湾や中国でも翻訳されている。All About「幸せになる家づくりガイド」もつとめる。

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