就活の穴場、「物流」は隠れた優良企業が多い

ネット通販を裏方で支え、地味でも業績好調

急拡大するネット通販を支えるのは「物流企業」だ。就職先として意識してみてはいかがだろうか(撮影:尾形文繁)

学生にとって、ネットで商品を買うのは当たり前だろう。しかし、買った商品を届けてくれる物流企業について、詳しく知らない人が多いのではないか。今回は、身近な存在であるのにもかかわらず、あまり知られていない物流企業について取り上げる。

自社で輸送をしない物流企業とは?

最初に紹介するのは、内外トランスライン。海外への小口貨物輸送で高いシェアを有する優良物流企業だ。

内外トランスラインは自らモノを運ばない。輸送手段を持たず、実際に輸送しているほかの運送業者に貨物輸送を委託し、荷主に対する責任のみを負う。物流業界ではこうした企業を「フォワーダー」と呼ぶ。

海外にモノを運ぶにあたっては、コンテナといわれる輸送用の容器に荷物を積み込み、それを船舶で運ぶのが一般的だ。そのコンテナが埋まらなかった場合、フォワーダーは利益が出ないどころか赤字になってしまうこともある。そのため、物流会社の多くは、安定的に多くのモノを運ぶために、特定の大口取引先に依存することが多い。

内外トランスラインは、あえて他社が敬遠する少ない量の荷物を不特定多数の荷主から集め、コンテナに詰め込んでから配送する、小口貨物の混載輸送に注力している。

したがって荷物をたくさん集めるため、幅広い多くの企業と取引している。企業数が多く、業種もバラバラであることから、季節変動や業界ごとの好不調の影響を避けることができる。

次ページ7%に迫る高い営業利益率
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どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。