トヨタのブルーカラーの仕事が超絶速いワケ

ホワイトカラーの仕事は実はまだ遅い?

トヨタの現場で昔から教えられてきた「時短」の知恵とは?(写真:ロイター/アフロ)
「忙しい」「時間がない」と日々感じているビジネスパーソンなら、「時短」というワードは気になるところだろう。しかし、膨大な仕事を前に、何からカイゼンすればいいのかわからない、という声も。
そんな人に役立つのが、トヨタの現場で昔から教えられてきた「時短」の知恵だ。
トヨタを辞めてIT企業へ転職するという、いわゆるブルーカラーからホワイトカラーに転身した珍しい経歴を持ち、『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』などの著書のある原マサヒコ氏に、あらゆる業種で応用できるトヨタ式・時短テクニックを聞いた。

ホワイトカラーはダラダラ働いている!?

私は以前、神奈川トヨタ自動車でメカニックとして働いており、その中で、数多くの自動車修理に携わりながらトヨタの現場独自のカイゼン手法や、PDCAサイクルなどの教えを叩きこまれてきました。その教えを基に、技術力を競う「技能オリンピック全国大会」で最年少優勝を果たしたこともあります。

その後、トヨタを退職してIT企業へ転職。ブルーカラーからホワイトカラーへ思い切って転身したのです。そうして現在は、自分でWEBマーケティングのサービスを提供する会社を立ち上げ、運営しています。

トヨタを辞めたあとも、トヨタでの教えは私の人生において大いに役立っています。「時短」を意識して仕事に臨むことで生産性が上がり、サラリーマンの頃と比べて収入は3倍以上になりました。また、家族と過ごす時間を増やすなど、プライベートを充実させることもできています。

ツナギを着てオイルまみれで働いていた泥臭い現場から、デスクワークの多いホワイトカラーの仕事に転職した当初は、それはもうカルチャーショックの連続でした。その中でも特に驚いたのは、社員たちの時間の使い方です。

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