女子御三家を猛追!豊島岡、脅威の「集団力」
豊島岡女子学園 竹鼻志乃校長に聞く

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どうやら、女子御三家、(桜蔭学園、雙葉学園女子学院)を脅かす“台風の目”として、急成長を遂げている学校があるらしい。池袋駅に程近い所に立地する豊島岡女子学園中学校高等学校だ。東大合格者は桜蔭、女子学院など御三家につぐ多さだ。医学部合格者も3ケタをたたき出す。1学年が350人前後であることからすれば驚異的な数字だ。
志望者からの人気も上昇している。だが、おそらく、カギは高い大学合格実績だけではないはずだ。では、その躍進の秘密はどこにあるのか、どのような生徒たちの育て方をしているのか。興味深い。
今回は、女子校の勢力図を塗りかえた“台風の目” 豊島岡女子学園中学校高等学校の竹鼻志乃校長に話を聞いた。

大学合格実績で女子御三家を猛追!

――高い合格実績とそれに伴う人気で、「御三家を猛追している」と評判ですね。

そのようなことはよく言われますね。今年は東大には27人が合格することができました。ですが、学校としては特別に意識していないんですよ。彼女たちの希望がかなうようにサポートするだけです。今後はさらに伸ばしていけたらと思っています。

みなさん、東大合格者ばかりに注目しますが、豊島岡では医学部合格者も多く出しています。今年度は117人。1学年が358人であることを考えれば高い水準だと思います。豊島岡では女子高としては珍しく、半分以上の生徒が理系志望です。

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