父として、子どものお受験にどのように携わったのか。また、ビジネススキルはお受験にどう活きるのか。「お受験パパ」が受験戦争でのサバイバル術のすべてを伝える。
第1回目は、大手学習塾3社の入試報告会に参加し、情報収集を行った。今回は、SAPIXと早稲田アカデミーに焦点を当て、分析を試みたい。
なんと言ってもSAPIXは外せない
関東で中学受験上位校を考えるときに、SAPIXを選択肢に入れない親は存在しないだろう。6年生の在籍者は4942名であり、前回のエクタスと比較すると80倍以上の規模。そして2013年度の実績は、筑波大学付属駒場90名、開成中237名、麻布中183名、武蔵中39名、桜蔭中151名、女子学院中119名、雙葉中44名と、素晴らしい合格実績を誇っている。
本来は御三家+筑駒を目指す塾であるはずだが、その予備軍が多数通うため、裾野は広い。したがって対象とする中学校も幅広くなる。その結果、入試報告会も東京御三家+筑駒の説明はもちろんあるものの、対象は幅広くなる。これはマス市場を対象とする以上、仕方がないことなのだが、その分どうしても各パートの説明は薄くなる。


















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