「流行の服ばかり着る人」は出世できない

そろそろ「戦略的に装う」ことが重要だ

最後のOccasion(場面)ですが、遠目から見られるのか、接近戦なのかという遠近感によって、色と素材を決めるとよいでしょう。たとえば、スピーチなどは遠くから見られるものですので、はっきりした色合いや光沢感のある素材が映えますが、お客様と応接室でお話しするような場合には距離が近いため、それだと印象が強すぎます。接近戦の場合には控えめな色や上質な素材のほうが落ち着きや信頼感を与えられます。

プレゼンスを上げる6つの要素

「RPO」で相手の期待に応えていくうえで、さらに自分の印象を強く残したい場合にもコツがあります。参考にしたいのは、インパクトを高めるための6つの要素「SUCCES」とは『アイディアの力』(チップ・ハース+ダン・ハース著)の中で紹介されている概念で、以下の6つの要素のいずれかを満たしていると、記憶に残りやすいといいます。

具体的に、この6つの要素をどのように装いに生かしていくかを説明します。

1. Simple 単純明快である

装いの場合には、「色」で表現できます。たとえば女性の政治家の方々は、小池氏が緑、蓮舫氏が白、丸川珠代氏が赤、福島瑞穂氏が水色など、それぞれにわかりやすいテーマカラーがありますよね。さながら戦隊モノのヒーローのようです。

選挙はまさに戦いの場であり、大勢の群衆の中に埋もれない存在感を出すためにも、何色だかわかりにくいニュアンスカラーでは不十分なのです。そこで、洗練されて見えないかもしれないけれど、単純明快で記憶に残りやすい、戦闘服として有効な「色」を打ち出しているわけです。

自分のテーマカラーを決めたり、会社のコーポレートカラーに合わせるなど、少しずつ取り入れていくとよいでしょう。以下は色の与えるイメージです。単に好きな色を選ぶのではなく、自分が人にどのようなイメージを与えたいのか、自分が伝えたいメッセージにあっているかどうかで選ぶとよいでしょう。

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