商店街はまだ復活できる?巻き込むべきは誰か

商学連携の可能性、「柔らかいマネジメント」

ビジネスマンたちのアクションリサーチ

著者:水越康介(経営学者、首都大学東京准教授) 撮影:今井康一

私の所属する首都大学東京ビジネススクールでは、公共経営アクションリサーチという授業を毎年開講している。2010年度は水ビジネスの可能性、2011年度は復興のマネジメントをテーマにしてきたのだが、今年度は北九州エリアの産業・商業集積をテーマに掲げた。

アクションリサーチということで、教室で話を聞いてディスカッションするだけではなく、実際に現地に赴いてヒアリングや実地調査を行い、当事者の目線に立って課題を問うていく。

ビジネスの第一線で活躍している方々が学びに来る場だから、アクションリサーチの負担は正直言って相当に大きい。それでも、得るものも多いようで、毎年ずいぶん盛り上がって、各チーム真剣に資料を集めてレポートを書き上げている。

北九州エリアの研究に際して、あるチームが取り上げたのが、商店街の活性化だった。北九州には、小倉の銀天街や旦過市場といったよく知られた商店街がある。調査の当日はちょうどB‐1グランプリが開かれていて、とても賑わっていた。

次ページこの北九州の商店街に未来はあるのか?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • コロナ後を生き抜く
  • 就職四季報プラスワン
  • 森口将之の自動車デザイン考
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ANAが希望退職実施へ<br>雇用維持貫くJALとの差

ANAホールディングス傘下の全日本空輸は10月7日、退職金の割り増しによる希望退職の募集を労働組合に打診。一方の日本航空(JAL)は同日に開かれた定例会見で、人員削減の考えはないと明言。両社で対応が分かれた要因とは。

東洋経済education×ICT