その投稿は本当か嘘か?新しい「発見」の方法

何かに気づいてしまった「自分」との向き合い方

ユーザーからの情報収集とは?

著者:水越康介(経営学者、首都大学東京准教授) 撮影:今井康一

マーケティングの観点からみて、ソーシャルメディアへの注目は今も続いている。その一つの可能性として、今回はユーザーからの情報収集を考えよう。

ソーシャルメディアを用いれば、アンケート調査はもちろん、消費者とのインタラクティブなコミュニケーションも可能だ。また、掲示板をじっと眺めるなど、いわゆる傾聴戦略もとれる。

マーケティング・リサーチとして昔からあったやり方ばかりだが、ソーシャルメディアやネットの発達によって、随分と敷居が低くなっていることは間違いない。

先日、ある小売業の方に、自社のコミュニティサイトへの書き込みから気づきを得た、という話を聞いた。以前から販売していた照明ランプについて、複数の女性が同じようなことを書き込んでくれたという。

何の変哲もない話に思えるが、その方は、あっ!そういえばと思ったそうだ。

次ページ状況を動かした「気づき」とは?
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