タロウさんのように、誰かのことを「センスがいい」と褒めるときには
のように言いましょう。この形はいろいろなものに応用できますので、覚えておくと便利です。いくつか例を見てみましょう。
He has a good sense of direction! (彼は方向感覚がいい!)
He has a good sense of English! (彼は英語のセンスがある!)
He has a good sense of rhythm! (彼はリズム感覚がいい!)
他にもいろいろな表現がありますので、ネットでhave a good sense ofと検索してみてください。
タロウさんに言われて、ジロウさんが財布と定期入れを筆者に見せてくれました。紫をバックに黄色と緑の水玉が並んでいる不思議なデザインの長財布と、黒と金のチェックに赤い星印がついているちょっとけばけばしい定期入れで、一瞬ギョッとしました。They were quite funky…well, fashionable in a way, maybe…… (かなり独特な感じで、うーん、ある意味オシャレ?とも言えなくはない……)と心の中でつぶやいてしまいました。
何もコメントしないのも微妙ですし、かといって言葉に詰まって何を言ったらいいのか困ってしまい、ジロウさんにAnd where did you get those? (それはどこで買ったの?)と聞いてみました。すると、They were gifts from Taro. (これ、タロウからのプレゼントなんです)とのこと。
Oh, no wonder…… (なるほど、納得です)
アイドルオタクの「推しメン」トーク
あるアパレル企業での研修のあと、研修生たちと飲みに行く機会がありました。その日は事前に「先生も交えてみんなで飲みに行きたい」と誘われていましたので、筆者もそのつもりで楽しみにしていたのでした。「せっかく先生が来るので、飲み会も英語で!」ということになったみたいで、「みんな真面目だなぁ」と感心したのですが、筆者は心の中では「酒を飲むときくらい自由に日本語で話せばいいのに」なんて教師らしからぬ思いだったりもしました。
総勢10名くらいの飲み会だったのですが、筆者の前に座ったのがサブロウさん。いつも穏やかで寡黙な若者でしたので、研修外で話すのは初めてでした。
Saburo, you always go home right after class, so I haven’t really talked to you much. (サブロウさん、いつも研修のあとすぐ帰っちゃうから、まだちゃんと話したことがないよね)と言うと、Sorry. I want to talk more, but I live far from the office and I have to leave soon. (すみません。もっと話したいんですけど、家が遠いので早く出ないといけないんです)とのこと。思っていたよりも社交的でオープンな印象でした。「今日はゆっくり話せるね」と言うと、周りにいた彼の同僚たちも「なかなか一緒に飲みにいけないから、オレたちもサブロウがいるのは新鮮なんですよ!」とコメントしていました。
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