職場でパワハラする人は何を考えているのか?「仕事のできる上司」が暴走する事情
上司のパワハラ行為はなぜ起こるのか
パワハラ行為に及んだ上司には、一体どのような事情があったのでしょうか?
ここでは、ある一つの可能性を考えてみます。
まず、大前提として、上司も職場にいる一個人です。
労働を提供して、その対価として賃金を貰っています。
これは労働契約の基本的な構造です。
しかし、「労働」と一口に言っても、当然そこには個人がこれまでの人生で培ってきたバックボーンがあります。
例えば、経験、学識、テクニック、能力。
「自分はこれが得意だ」と自覚している領域もあれば、無意識のうちに職場でのふるまいに投影されている職業観などもあるかもしれません。
また、受け取る対価は金銭だけではありません。
地位、権力、賞賛、達成感、充実感。そういった「承認」や「ステータス」も仕事で得られる対価の一つです。



















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