花粉症には「はちみつ」!その多彩な健康効果 緑茶や和食にも…日常使いを極めるには?

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またはちみつは外用としても優れており、古代より手術後の傷跡に塗られていたというエピソードが伝わっています。唇や手の荒れ、女性には顔のパックにもいいようです。

ミツバチからは、はちみつ以外にもローヤルゼリー、プロポリス、ミツロウなどが採れますが、これらにもはちみつと同じ成分が含まれるので、似たような効能を期待できるでしょう。

はちみつは口に入れた瞬間からとても甘く、いかにも太りそう……というイメージがありますが、実はそのカロリーは砂糖の約2/3。気になる血糖値上昇指数(GI値)の平均は58(シドニー大学調べ)と、砂糖のGI値110と比べてみても、比較的体に優しい甘味料であることがわかります。

はちみつは約80%が糖分、約20%が水分で構成されており、糖分のほとんどはブドウ糖と果糖で、砂糖の主成分であるショ糖は微量しか含まれていません。これが砂糖よりもGI値が低い理由と言えるでしょう。

糖質にもさまざまな種類がありますが、はちみつに含まれるブドウ糖は、砂糖(ショ糖)と比べると消化にさほど時間が取られないため、すぐにエネルギーとして体内で利用されます。

そう考えてみると、仕事中の集中力アップにも、チョコレートよりはちみつのほうが有効になりそうです。

はちみつを「日常使い」にするには?

市販のはちみつには砂糖が加えられているものもあるので、購入する際は「純粋はちみつ」を選ぶようにしましょう。コンビニにも数種類のはちみつを発見できますし、はちみつに関連した製品、はちみつと相性のいい製品も豊富です。

〈みわ子流、コンビニアイテムで実現するはちみつ生活!〉
・コーヒー、紅茶、緑茶に
はちみつには鉄分が含まれているので、紅茶や緑茶に含まれるタンニンと反応して黒くなりますが、身体に害はありません。緑茶に入れても美味です。
・はちみつドリンクを手作り
はちみつ、チューブ入り生姜、卓上レモンをマグカップに入れ、熱湯を注ぐだけ。量の目安は、ティースプーンではちみつ3~5、生姜1、レモン1。花粉症がひどい時にオススメのホットドリンクです。咳がひどい場合はレモンを控えてください。
・和食のお惣菜に
ホウレンソウのごま和え、金平ごぼう、肉じゃが、筑前煮など、これらに少量のはちみつをたらしていただきましょう。もともと甘みがある味付けなので、意外なほど相性抜群です。
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