「肩コリを放置すると腹痛に」意外な自律神経ケア→胸・背中を伸ばして、体全体を整える

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胸郭の動きが制限された状態では、その下の腹部の筋肉、横隔膜、骨盤まわりの筋肉の動きにも制限が出てしまいます。そのため、姿勢が崩れていきます。

前かがみの姿勢になっている人や、呼吸が浅くなっていると感じる人は、胸郭の動きをよくするストレッチを行いましょう。ここでは2種類の胸郭ストレッチをご紹介します。

胸郭ストレッチ

寝て行うストレッチ

1.横向きに寝て、両ひざを90度に曲げる。両手を伸ばして、手のひらをあわせる

2.息を吐きながら、上にあるほうの腕を伸ばしたまま背中側に回し、視線は手を追うようにして顔も背中側に向ける。胸を開いていくイメージで。胸郭を動かすのが目的なので、骨盤と腰椎が動かないように意識する。1、2を3回繰り返す。反対側も同様に

立って行うストレッチ

1.足を肩幅より広めに開いて立ち、ひざを伸ばしたまま上体を前に倒す。手がつかなくてもOK

2.左腕を伸ばしたまま上に上げる。手が床につく人は、同時に右手で床を押すようにして。目線も上げて、10秒キープする。反対の腕も同様に

胸郭ストレッチ
胸郭ストレッチ(図解:『自律神経 これ1冊ですべて整える』より)
久手堅 司 せたがや内科・神経内科クリニック院長

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くでけん・つかさ / Tsukasa Kudeken

医学博士。気圧予報・体調管理アプリ「頭痛ーる」アドバイザー医師。
「自律神経失調症外来」「気象病・天気病外来」などの患者のニーズに応えた特殊外来を立ち上げ、7000名を超える患者を診察。わかりやすい解説がSNSやメディアで話題を呼んでいる。
著書に『気象病ハンドブック── 低気圧不調が和らぐヒントとセルフケア』(誠文堂新光社)、『不調がデフォな私たちの背骨リセット』(主婦と生活社)、監修書に『面白いほどわかる自律神経の新常識』『毎日がラクになる! 自律神経が整う本』(以上、宝島社)などがある。

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