「寝てもダルい」「疲れが取れない」の原因は夜間の血糖値の急降下だった!医師に聞いた《血糖値コントロールで朝ダルを解消する方法》

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朝起きられない原因は血糖値の問題だった?(写真:Ushico/PIXTA)

しっかり寝たつもりなのに、朝起きると体がだるい、疲れが取れていないーー。こんな経験をした人は少なくないだろう。

こうした“朝ダル”は睡眠中に血糖値が急低下する、いわゆる「夜間低血糖」が関係している可能性がある。夜間低血糖は睡眠の質に悪影響を与えるため、睡眠時間をしっかり確保しても疲れが取れないだけでなく、かえって疲れがたまって翌朝のだるさにつながってしまう。

睡眠と血糖値の関係に詳しいみぞぐちクリニック(東京・八重洲)院長の溝口徹氏に話を聞いた。

夜間に低血糖が起こる理由は?

血糖値とは血液中のブドウ糖(グルコース)濃度のこと。食品に含まれる炭水化物はグルコースに分解されたのち小腸で吸収され、血液に取り込まれてエネルギー源として利用される。

健康な人の血糖値は常にコントロールされており、一定の濃度になるよう膵臓から分泌されるインスリンなどによって保たれている。だが、場合によっては血糖値が正常を超えて低くなる低血糖に陥ることがあり、その1つが夜間低血糖だという。

【画像(5枚)】「夜間低血糖チェック」やメカニズムの画像はこちら
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