有料会員限定

日立のDNAここにあり!「創業の地」に訪れる外国人幹部らが思うこと――グローバル化する日立が「オリジンパーク」に込めた意味

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
創業時のモーターなどが展示され、日立の変遷をたどれるようになっている(撮影:大澤誠)

特集「グローバル日立の野望」の他の記事を読む

「グローバルで稼げる集団」を目指す日立製作所。今や売り上げの6割を海外で稼ぎ、約28万人いるうち約6割が海外の従業員だ。この10年間でスイスABBの送配電事業や、アメリカのデジタルエンジニアリング企業グローバルロジック、フランスの電子機器メーカー・タレスの鉄道信号事業などを買収している。

社員の多様化が進んだことで課題も浮上している。日立の創業精神やDNAを、どのように浸透させるのか。「日立らしさ」を伝える一助となっているのが、創業の地である茨城・日立市に構える「日立オリジンパーク」だ。

昨年は6000人以上の日立社員が来場

10月下旬、オリジンパークを訪れると、薄日が差すゴルフコースを眺めながら楽しそうに写真を撮り合っている一行がいた。どうやら施設のツアーに参加する人たちのようだ。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD