「肩コリを放置すると腹痛に」意外な自律神経ケア→胸・背中を伸ばして、体全体を整える

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頭が下を向くと、首が前に出る→巻き肩になる→胸郭(胸椎・肋骨・胸骨で囲われた部分)は前に傾く(丸まった姿勢になる)→腹部が圧迫されて負担がかかる、という経過をたどります。

首や肩がこっている人は、手でお腹を軽く押してみてください。痛く感じたり、気持ち悪くなったりしませんか? 

下向き姿勢で首肩に負担がかかっているだけではなく、同時にお腹の緊張も強くなっていることがわかるでしょう。ひねりのあるストレッチをすることで胸椎を動かし、お腹にかかる負担を減らしたり、自律神経を整えたりすることができます。

結果、胃腸の不調もやわらぐでしょう。

胃腸を整えるストレッチ
胃腸を整えるストレッチ(図解:『自律神経 これ1冊ですべて整える』より)

胃腸を整えるストレッチ

1.姿勢を整える

いすに深く腰かけて、【骨盤を立てる】→【胸を開く】→【あごを軽く引く】という手順で姿勢を正す。骨盤を立てるためにお腹に少し力を入れるが、それ以外は、できるだけ上半身の力を抜くこと

2.両手を頭の後ろへ

1の姿勢を保ったまま頭の後ろで両手を組む

3.左右に身体をひねる

息を吐きながら、上半身を右方向にゆっくりとひねる。無理のない所までひねったら5秒キープ。息を吸いながら、上体を正面に戻す。左方向へも同様に

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