更年期のつらい「動悸・息切れ」の改善に!人気鍼灸師が教える【体質別】自律神経を整える、身体に優しい"お茶漬けレシピ"3つ

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不調が出やすい体質第3位!「血虚タイプ」のセルフケア

血虚(けっきょ)タイプは、血(けつ)が不足してめぐりが悪く、心臓に十分な血液が届かず不調が起こるタイプです。

このタイプにおすすめのメニューは「なつめとほうれん草の鉄分たっぷり茶漬け」です。なつめは血を補い、ほうれん草は鉄分・葉酸が豊富で貧血対策にも効果を発揮します。ひじきはミネラル豊富で血を補い、鰹だしは胃腸に優しく旨味成分で食欲を増進させます。

◇なつめとほうれん草の鉄分たっぷり茶漬け
【材料】
ほうれん草 1/4束
なつめ(乾燥スライス) 3枚
ひじき(乾燥) 大さじ1
ご飯 茶碗1杯分
鰹だし 150ml
醤油 少々
白ごま 適量
【作り方】
1. ほうれん草は茹でて食べやすい大きさに切る。ひじきは水で戻して湯通ししておく。
2. 茶碗にご飯を盛り、(1)のほうれん草とひじき、なつめをのせる。
3. 温かい鰹だしを回しかけ、醤油を加える。仕上げに白ごまを振って完成。

身体が発するSOSを感知して

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東洋医学の得意分野は、数値として現れない領域です。内臓のバランスの乱れが自律神経を乱し、自律神経の乱れがさらなる内臓の不調を引き起こすため、さまざまな不調が自覚症状として現れることになります。

つまり、血液検査の数値には出ない場合でも内臓が疲れているといったケースがあります。

そこまで大げさでなくても私たちは検査で異常数値が出ない症状(筋肉のコリや冷えなど)から、日々、身体が発するSOSを感知できるはずです。これらのサインを受け取り早めに対処していくことで「健康寿命」が延びていくのです。

今、不調が強い人は、なるべく早く不調を改善するためにも、小さなサインを感知できる身体づくりのためにも、ぜひ、ご紹介したようなセルフケアを取り入れていきましょう。

森田 遼介 TC鍼灸マッサージ院院長、はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師

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もりた りょうすけ / Ryosuke Morita

鍼灸院などに勤めながら、勤務後や休日に個人で訪問治療を行う。予約1年待ちが続いたタイミングで2023年2月に独立し、4か月で予約満杯となる。現在は埼玉・東京エリアの訪問自費治療を中心に活動。治療の特徴としては、全身の筋肉や内臓の調整をしつつ、不調の改善以降は再発の防止や他の大きな病気にかかるリスクを最小限にする、「未病」に対する治療で人生100年時代をできるだけQOL(生活の質)を落とさない目的の治療が需要として高い。

2025年8月日本テレビ「ヒルナンデス!」・2024年4月フジテレビ「ホンマでっか!?TV」・2021年4月NHK「あさイチ」・2021年2月NHK 特番「東洋医学ホントのチカラ」出演。

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