振り返るとサイコパスがいる
いちばん驚いたのは、サイコパスは20人に1人もいるという話です。サイコパスと言えば、犯罪者もしくは超優秀な経営者というイメージで、存在していても一般の人には縁がないと思われていました。ところが、意外に身の回りにいるんですね。
自分の新聞記者時代をふり返ると、確かに当てはまる人が思い出されます。
仕事ができるわけでもないのに、人間関係のコントロールだけは巧みで、他人を自分の支配下に置きたがる人。部下や同僚の手柄でも、とにかく自分のものにしたいという欲望の強い人もいましたね。
そういう人は、上からの覚えはめでたいものです。上に取り入るのが上手で、下を踏みつけることには何の躊躇もない。思い出すと、過去の嫌な思い出が噴き上がってくる本でもありました(笑)。



















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