愛子さま訪問で注目されたラオス、正月は中国人ツアー客だらけのリアル。仏教行事も観光化、「映え」目当ての参拝客増加に感じた時代の変化
皇族ファンの夫が「愛子さまが訪問されたラオスに行きたい」と言い出した。筆者は半年前に訪れたばかりだったが、ルアンパバーンには初詣ができる寺院もあるし、夫のアテンド役も兼ねてラオスで年越しすることにした。
勝手知ったる場所と思っていたが、正月のラオスは前回と違って中国人団体客であふれており、自分がどこの国にいるのか見失いそうになるほどだった。
アジアの秘境だったラオス
筆者が初めてラオスを訪れたのは1998年。何の知識もないまま、バンコクで合流したバックパッカーの友人に連れていかれたその地は、まさに「アジアの秘境」だった。
首都ビエンチャンからヴァンヴィエンという小さな村に移動する際は、「山賊が出るかもしれない山道をトラックで行くか、煙が出る旧ソ連製のプロペラ機に乗るか」の二択を迫られた。
現地の人から買った串にかぶりついたら肉が硬すぎて歯が欠けた。ヴァンヴィエンの砂利道を歩いていると家という家から人が出てきて手を振ってくれ、自分が皇族になったかと錯覚した。夜は電気が止まり、トイレは桶に水を汲んで流す。人生最初で最後の「野外での“大”」もここだった。すべてが忘れがたい。



















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