睡眠の質が悪い人が知らないうちにやっている…姿勢と寝具が左右する"眠りの秘訣"
姿勢と呼吸の深い関係
みなさんは「姿勢が悪いと呼吸の質が悪くなる」という話を、聞いたことがありますか?
これは、姿勢が悪くなると、呼吸の動きをつくる筋肉や骨格に制限がかかるからです。制限がかかると、横隔膜を使って腹式呼吸をしようとしても、胸式呼吸、つまり浅い呼吸になってしまいます。
たとえば、よくいわれるのが「猫背」です。猫背とは背中が丸くなり、頭が前に出た姿勢です。猫のように背中が丸くなることから、「猫背」といわれるようになったといいます。
猫背になると胸や肺を広げにくくなるだけでなく、お腹が圧迫されて横隔膜の動きが制限されます。そのため、「深い呼吸」がしづらく「浅い呼吸」になってしまうのです。その「浅い呼吸」が交感神経を刺激し、自律神経を乱すことで、体を休められなくしてしまっているのです。

















